母音は、舌の位置で、どのような中間音も出すことが出来る。
前舌の4点、中舌の3点、後舌の4点では
全ての舌の位置を表すことができない。
そのための補助記号が揃っている。
まず、円唇の程度の強弱を、字母の下に半円を付けることで示す。
[ ɔ ]の向きが、円唇性が強く。
[ c ]の向きは、円唇性が弱くなる。
前舌よりになる時は字母の下に[ + ]を、
中舌よりになる場合は、字母の上にウムラウト[ ¨ ]をつける。
後舌よりの発音には、字母の下に[ - ]を付ける。
中段中舌より、つまりシュワー[ ə ]寄りの発音になるときは字母の上に[ × ]をつける。
そして、舌の高さを表す場合、
舌の最高点が高い、つまり狭母音寄りになるときは、字母の下に[ ⊥]、
舌の最高点が低い、つまり広母音寄りになるときは、字母の下に[ T ]をつける。
日本語の母音を大まかに表記すると以下のようになる。

参考文献
斉藤純男 『日本語音声学入門 改訂版』 三省堂 2008
前舌の4点、中舌の3点、後舌の4点では
全ての舌の位置を表すことができない。
そのための補助記号が揃っている。
まず、円唇の程度の強弱を、字母の下に半円を付けることで示す。
[ ɔ ]の向きが、円唇性が強く。
[ c ]の向きは、円唇性が弱くなる。
前舌よりになる時は字母の下に[ + ]を、
中舌よりになる場合は、字母の上にウムラウト[ ¨ ]をつける。
後舌よりの発音には、字母の下に[ - ]を付ける。
中段中舌より、つまりシュワー[ ə ]寄りの発音になるときは字母の上に[ × ]をつける。
そして、舌の高さを表す場合、
舌の最高点が高い、つまり狭母音寄りになるときは、字母の下に[ ⊥]、
舌の最高点が低い、つまり広母音寄りになるときは、字母の下に[ T ]をつける。
日本語の母音を大まかに表記すると以下のようになる。
参考文献
斉藤純男 『日本語音声学入門 改訂版』 三省堂 2008
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