韻律(prosody)とは、
詩の形式だけをさすのではなく、
日常会話の音声の形式を広く指す言葉である。
子音、母音以外の音律には以下のような種類がある。
高さ:アクセント、イントネーション(周波数)
速さ:リズム、タイミング、テンポ(時間)
強さ:ストレス、ラウドネス(振幅、エネルギー)
高さ、速さ、強さは実際の知覚であり、
括弧内は物理的な音声としての韻律の要素、要因である。
日本語はアクセントによる韻律を作り、
英語はストレスによる韻律が作られる事は、以前の述べた通りである。
タイミングに関しては、
日本語はモーラ・タイミングであるのに対し、
英語はストレス・タイミングである事が知られている。
日本語は拍ごとに、一定のテンポでマシンガンのように発話する。
これを等拍性(mora isochrong)と言う。
一方英語は単語を越えた超文節的なストレスとストレスの間、
ISI(Inter Stress Interval)が一定のリズムになるように、
機能語と呼ばれるような"in"や"the"の発音が極端に短くなる言語である。
参考文献
斉藤純男 『日本語音声学入門 改訂版』 三省堂 2008
詩の形式だけをさすのではなく、
日常会話の音声の形式を広く指す言葉である。
子音、母音以外の音律には以下のような種類がある。
高さ:アクセント、イントネーション(周波数)
速さ:リズム、タイミング、テンポ(時間)
強さ:ストレス、ラウドネス(振幅、エネルギー)
高さ、速さ、強さは実際の知覚であり、
括弧内は物理的な音声としての韻律の要素、要因である。
日本語はアクセントによる韻律を作り、
英語はストレスによる韻律が作られる事は、以前の述べた通りである。
タイミングに関しては、
日本語はモーラ・タイミングであるのに対し、
英語はストレス・タイミングである事が知られている。
日本語は拍ごとに、一定のテンポでマシンガンのように発話する。
これを等拍性(mora isochrong)と言う。
一方英語は単語を越えた超文節的なストレスとストレスの間、
ISI(Inter Stress Interval)が一定のリズムになるように、
機能語と呼ばれるような"in"や"the"の発音が極端に短くなる言語である。
参考文献
斉藤純男 『日本語音声学入門 改訂版』 三省堂 2008
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