音素や単音のことを、分節的特徴(segmental feature)と言い、
超分節的特徴(suprasegmental feature)と対比される。
後者は、単音から単語、単語から単文など、
分析の単位を超えて現れる特徴でを言う。
音律(prosody)がそうである。
音律とは、発音リズムや強勢など、話者や文脈によって変化するものである。
英語では、発話の際に強弱アクセント(stress accent)をつける。
このとき、声の大きさはあまり関係ない。
日本語では、高低アクセント(pitch accent)をつける。
では日本語のアクセントの研究について簡単に述べる。
日本語には、拍(mora)と音節(syllable)がある。
拍とは、実際の発話の際のリズムである。
音節は子音‐母音の音韻論的な関係である。詳細は(06/04)。
つまり、「あんぱん」は4拍、2音節の単語である。
日本語の「ん」は成節鼻音(sillabic nasal)と言い、ナ行の/n/とは区別される。
日本語、東京方言のアクセントは、
単語の中では、一度下がったら上がらないのが基本である。
したがって表記方法は、アクセントが下がる、最後の高い音の上に鉤マーク(¬)をつける。
ここでは便宜上、似たような(^)で代用。
もしくは、HighとLowで区別する。
日本語の「端」「橋」「箸」の区別は、後に助詞が来たときのアクセントの位置にある。
端を はしを LHH
橋を はし^を LHL
箸を は^しを HLL
「端」のようにLHHH...と、アクセントがない形のものを、平板型という。
「橋」のようにLH...H(L)と、最後の音にアクセントがあるものを尾高型という。
「箸」のようにHLLL...と、最初の音にアクセントがあるものを、頭高型という。
そのほかに、語中にアクセントがあるもの、
「スペ^イン(LHLL)」や「やまざ^くら(LHHLL)」などを中高型という。
しかし機械でアクセントを調査すると、決して高い、低いの二分ではない。
確かにアクセントでは急激にピッチが下りているが、
HHやLLが続く場合には、常に緩やかに下降する傾向がある。
超分節的特徴(suprasegmental feature)と対比される。
後者は、単音から単語、単語から単文など、
分析の単位を超えて現れる特徴でを言う。
音律(prosody)がそうである。
音律とは、発音リズムや強勢など、話者や文脈によって変化するものである。
英語では、発話の際に強弱アクセント(stress accent)をつける。
このとき、声の大きさはあまり関係ない。
日本語では、高低アクセント(pitch accent)をつける。
では日本語のアクセントの研究について簡単に述べる。
日本語には、拍(mora)と音節(syllable)がある。
拍とは、実際の発話の際のリズムである。
音節は子音‐母音の音韻論的な関係である。詳細は(06/04)。
つまり、「あんぱん」は4拍、2音節の単語である。
日本語の「ん」は成節鼻音(sillabic nasal)と言い、ナ行の/n/とは区別される。
日本語、東京方言のアクセントは、
単語の中では、一度下がったら上がらないのが基本である。
したがって表記方法は、アクセントが下がる、最後の高い音の上に鉤マーク(¬)をつける。
ここでは便宜上、似たような(^)で代用。
もしくは、HighとLowで区別する。
日本語の「端」「橋」「箸」の区別は、後に助詞が来たときのアクセントの位置にある。
端を はしを LHH
橋を はし^を LHL
箸を は^しを HLL
「端」のようにLHHH...と、アクセントがない形のものを、平板型という。
「橋」のようにLH...H(L)と、最後の音にアクセントがあるものを尾高型という。
「箸」のようにHLLL...と、最初の音にアクセントがあるものを、頭高型という。
そのほかに、語中にアクセントがあるもの、
「スペ^イン(LHLL)」や「やまざ^くら(LHHLL)」などを中高型という。
しかし機械でアクセントを調査すると、決して高い、低いの二分ではない。
確かにアクセントでは急激にピッチが下りているが、
HHやLLが続く場合には、常に緩やかに下降する傾向がある。
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