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会話の含意の特性
今まで考えてきた全ての含意は、発言をきいて協力的な相互作用の前提を持続しようと試みる人の推測といっしょに、会話の中を想定されてた。含意とは言われていないが伝えられているものの一部であるので、話し手はいつもそのような意味を伝えようとすることを目的としていたことを否定する。含意は明確に、様々な方法で(代替や強化によって)否定しうるものである。簡単な例を挙げると、数について言及した標準的な含意がある。例21にあるのは、話し手はただ、その数字のみを意味している。

例21
You have won five dolars! (+> ONLY five)

しかし、例22にあるように、話し手が、例22のa. のように"at least"という表現をつかその含意(+> only)を中断したり、あるいは、b. のように"in fact"という表現で情報を追加することによって含意を削除したり、c.のように追加の情報によって含意を強化することは、簡単である。

例22
a. You've won at least five dollars!
b. You've won five dollars, in fact, you've won ten!
c. You've won five dollars, that's four more than one!

多くの例によって、含意は、推測を通して、話し手によって考えられるとみてきた。特性を定義すると言う観点では、会話の含意は考えられ、中断され、削除され、そして強化される。このような性質のどれも、規約的含意に当てはまらない。


規約的含意
いままで話されてきた、全ての会話の含意と反対に、規約的含意(conventional implicature)は、協力の原理や公理に基づいていない。それらは、会話の中に現れず、解釈のために特定の文脈に依存しない。語意的前提と異なり、規約的含意は特定の単語に結びつき、その単語が用いられるとき追加で伝わる意味をもたらす。 p but q のタイプのどんな発話の解釈も、接続詞 p & q それから、pとqの情報の比較の含意に基づいている。例23では、"mary suggested black"という事実(p)が、規約的含意but似よって白を選んだこと(q)と対比させられている。

例23
a. Mary suggested black but I choose white.
b. p & q (+> p is in contrast to q)

その他の英語の単語では、"even"と"yet"も規約的含意である。"even"がある出来事の描写に入っているとき、期待との対比、という含意がある。例24には、期待との対比と解釈できる"even"の規約的含意を含む2つの出来事の報告がある。

例24
a. Even John came to the party.
b. He even helped tidy up afterwards.

規約的含意"yet"は、現在の状況では違っているが後で、その反対になるだろう考えられることである。例25のa. の発言では、話し手は、b. のように、Dannis is here(=p)と発言が後に本当になると期待していることを含意している。

例25
a. Dennis isn't here yet. (=NOT p)
b. Not p is true (+> p expected to be true later)

異なる構造で規約的含意の代わりに、英語の"and"の異なる意味と言われるものを扱っていることもある。例26のa. のように変わらない情報を含む2つの文章が、"and"によって繋がれてるとき、含意は、単純に、追加、足す、を意味する。例26のb. のように、動的で動きに関連する情報を含む2つの文章である時、"and"はそれから、を含意する。

例26
a. Yesterday, Mary was happy and ready to work. (p & q, +> p plus q)
b. She put on her clothes and left the house. (p & q, +> q after p)

異なる含意があるので、例26のa. の2つの前後のパーツを入れ替えてもほとんど意味が変わらないが、b. の2つの前後のパートを入れ替えると意味が大きく変わってしまう。
多くの言語学者にとって、含意の考えは語用論の中心的概念である。含意は、すなわち、言われたkと以上に伝えられている基礎的な例である。その他の語用論の中心では、動きを実行する発言の観察であり、それは言語行為としてよく知られている。

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