そして、恣意性に次ぐ性質が、二重性(duality)である。
人間言語は、2つの要素に分けることが出来る。
話し言葉で言えば、
まったく意味の無い要素(音)と、意味である。
/s/と/z/の違いは、
声帯が揺れているか、揺れていないかの、物質的な違いだけである。
しかし、この2音が/feɪ/という音の後にくっつくと、
「face /feɪs/」、「phase /feɪz/」の意味の違いを生じる。
話し言葉では
音と文字という二つに分かれる。
「sow」という英語は、/sɔʊ/と読めば、(種など)を蒔く、という動詞になり、
/saʊ/と読めば、メスの豚と言う言う意味になる。
逆に/saɪt/と言う発音には、「cite」「sight」「site」の表記がある。
このような恣意性と二重性が、
人間言語特有の、柔軟性と創造性を担っているのである。
*国際音声記号に関しては別のコラムで詳しく書きます。
人間言語は、2つの要素に分けることが出来る。
話し言葉で言えば、
まったく意味の無い要素(音)と、意味である。
/s/と/z/の違いは、
声帯が揺れているか、揺れていないかの、物質的な違いだけである。
しかし、この2音が/feɪ/という音の後にくっつくと、
「face /feɪs/」、「phase /feɪz/」の意味の違いを生じる。
話し言葉では
音と文字という二つに分かれる。
「sow」という英語は、/sɔʊ/と読めば、(種など)を蒔く、という動詞になり、
/saʊ/と読めば、メスの豚と言う言う意味になる。
逆に/saɪt/と言う発音には、「cite」「sight」「site」の表記がある。
このような恣意性と二重性が、
人間言語特有の、柔軟性と創造性を担っているのである。
*国際音声記号に関しては別のコラムで詳しく書きます。
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